茅ヶ岳登山・深田久弥記念公園


登山口駐車場の看板


深田久弥・石碑


深田久弥記念公園


女岩




頂上近い登山道からの展望




金ヶ岳


茅ヶ岳山頂


展望


山頂近くのツツジ


下山した道


地方道27号線、韮崎昇仙峡線の中間点に深田記念公園がある。その近くの山をハイキングすればよいだろうと向かった。
8時頃に駐車場に到着する。近くの山は茅ヶ岳1704メートル山梨の100名山になっている。
2時間30分の行程と書かれていた。1時間程度歩いて写真の数枚撮って戻ってこようと軽い気持ちで出かけることにした。
少し登ると登山口があるが、その先に公園があるので先に寄ることにした。
小さな公園で、ベンチが数個と休息所しかなかった。8時20分、登山口まで引き返し、茅ヶ岳の中腹目指して歩き始めた。

歩きにくく、松と落葉樹の混じった道を登ること30分、広い林道に出た。この林道を使えば30分楽が出来た。
林道を横断し道標にしたがって登っていく。いくら歩いても針葉樹と落葉樹の石の多い道を進み、視界がきかない道にうんざりしながら歩く。
歩くこと1時間25分やっとのことで女岩に着いたが、ここも薄暗いところで、この登山ではここだけに水場がある。
これから、どうするか引き返すか進むか迷う。足はまだ大丈夫心臓も大丈夫なようなので進むことにした。
写真のような岩を登るハイキングを超えた登山の領域である。
登りながら帰りは大丈夫か心配になってきた。後ろ向き下山をしないと危ない場所もある。
何分か登ると通常の登りとなり手を使わなくても歩けるようになる。まだ稜線はどのくらい歩けば良いのだろうか。
登ってきたことを後悔したが後の祭り、そのうちに後から登ってきた若い人に追い越されてしまった。

出発してから2時間15分やっと稜線に出て、敷島との分岐点についた。木々の間から山々や町が眺められるようになり、いくらか気分に変化が起きた。
ここで引き返すわけにはいかないので頂上を目指すと、意気込んでは見たものの足は重く、少し歩いては休むの繰り返しではあるが、進んでいることに違いはないのでいつかは着くだろう。
深田久弥が倒れた場所に着いた、なぜか賽銭がおいてあった。もしかして、帰り道私もこの辺で発作が起きるのではないかと考えてしまった。
心臓病の持病のあるものが登るような山ではなかった。今後、事前調査をしっかりしないと命を落としかねない。(反省)
登るに従い木々の合間から山々が見える。下の登山道では見られなかったツツジが頂上近くになると咲いていた。

やっとの思いで頂上に到着した。時間11時10分。2時間50分かかった。
看板のコースと20分の差。写真を撮りながら来たことを考えればまずまずだろう。
霞んではいるが八ヶ岳、南アルプスなどの展望も開けている。
富士山は見えないと地元の人が教えてくれた。金ヶ岳が大きく見える、1時間で行けそうだがそんな元気はない。
山頂での展望は360度見渡せる。地元の人の話だと以前はツツジなどの木のため木々の合間から展望を楽しんだといっていた。
今回の山で出会ったのは男性ばかり5人であった。それぞれ、登山靴を履き完全な登山者の服装、私だけ散歩程度の運動靴と軽いリックのみ。
地元の人はカセットコンロまで持ってきて昼食の支度をしていた。早めにコンビニで買ってきた昼飯を食べる。

いよいよ帰るときが来た。登りより帰り道でいつも膝を痛めている気をつけて帰らないと大変なことになる。
道標を見ると尾根道があるらしい、地元の人に聞くと途中千本桜の分岐点の道標があるので、そちらに曲がらず真っ直ぐ1本道だという。
来た道よりは尾根道の方が安心だろうと、この道を選択する。来る時珍しい植物を帰りにゆっくり撮影と思って撮りそこなってしまうが仕方なし。
11時45分出発。尾根道なので楽な道を期待していたが、急激に下る道もあれば平坦な道もある、急ぐことはない天候も崩れる気配はないし、時間的余裕もあると自分に言い聞かせながら歩くが、知らず知らず急いで歩いているようだ。

千本桜の分岐点以外に早くあった。千本桜、多分山桜だろう。来年は見に来ようと思いつつ通過する。
ツツジも所々咲いて奇麗、蝉の鳴声がうるさいほど聞こえる。蛙に似た声も聞こえたが蛙なのか正体は分からない。
尾根道も思っていたより急勾配である。こちらから登るのも大変なことだろう。急勾配と乾いた土のためか何度も滑って転んだ。
単なる尻餅程度ならよいが、急勾配だと何回転か転がり大怪我をする危険も感じられた。
注意に注意を重ねて歩いたのにもかかわらず、一度だけ、ハッとするような転び方、大事に至らなくてよかった。
一日に5回も転ぶとは履いている靴にも問題がありそうだ。

北杜市の情報【茅ヶ岳】

茅ヶ岳登山・深田久弥記念公園(山梨県)-2007年6月04日撮影

壁紙等は---キラキラ素材の館より




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