我が家の池 この池は1988年に私が作った池で、長さ約13メートル、幅は狭いところで1.3メートル広いところで3.5メートルあり、水は75センチ入っています。
毎年、ヒキガエルや一般の小さな蛙たちが産卵にやってき来ますが、今年はヒキガエルは1組程度しか産卵しなかったようです。
自然の中の池なので、イモリ、ミズカマキリ、タガメなどのオタマジャクシにとって天敵も生息しています。
また、ボウフラよけに金魚を10匹程度飼っています。

今年はこの卵だけしか発見できませんでした。毎年凄い数の小さなカエルが旅立って行くのですが戻ってくるカエルはいません。

10年も前の話ですが、散歩途中の道路の側溝に数多くの小さなカエルが落ちて困っていました。
この小さなカエルがヒキガエルだと当時は知りませんでした。
地域が開発され側溝だらけ、手がかりがないと登れないかも知れません。
でも、ヒキガエルは旅立つとき池の壁は登っています。
カエルも巣立った池の近くで生活すればよいものを、遠くまで行くのか不思議です。

ヒキガエルの飼育を始める・5月25日

上から撮影横から撮影 ヒキガエルをオタマジャクシから育てている人が意外に多いので、それなら私にも出来そう。
と言っても、卵からではなく孵ったオタマジャクシを庭の池から捕らえてきました。
急な心変わりなので餌の用意はしていません。メダカの餌と食パンを与えました。
見た目がいいように砂利を入れましたが飼育には不適当のようです。

T氏の池のヒキガエル・水槽にセリを入れる・6月2日

我家から200メートルほど離れた所にT氏の家があり小さな池があります。
午前中散歩ついでに池を覗いて見るとヒキガエルのオタマが水のない場所で蠢いていました。
はじめは急に水がなくなり取り残されたと思いましたが、なんと手足が出ているではありませんか。
この池の上陸の早さに驚きました。我家の池の昨年のヒキガエルの上陸は7月上旬でした。
この時はカメラを持っていませんでしたので、午後にカメラを持って出かけました。
上陸は続いていましたが、太陽が照り付けて池のコンクリートや石が熱く上陸しかけて皆戻っていました。
夜には上陸すると思います。 我家の水槽は移動して今までより少し暖かな部屋に移動させ、水草としてセリなどを入れました。
すぐに水は汚れてしまい、替えるつもりはなかったのですが毎日取り替え、水温を上げるため熱湯を少し入れています。
オタマの成長は水温であることを見せ付けられました。(写真のカエル、水中にいると日光に当たりこの色ですが実際は真っ黒です)

後足を確認・6月8日

後足の小さいのを確認しました。毎日少しずつ小さな足が伸びてきました。体の部分は8ミリ程度です。6月13日撮影・
ヒキガエルについては今まで池で育てましたのでこの状態から上陸を推定することは難しいのですが6月20日前後だと思います。
まだ、何匹飼育するか決めていません。水槽の中に40匹程度いますが、成長したら餌の確保が難しく大部分は庭に放す予定です。

3匹だけ上陸・6月20日

前足が出て3日も経ちます。 上陸1番目・尾が邪魔なようです。 プラケースも登ってしまう。

モリアオガエルの時は前足が出るとすぐに上陸しましたが、ヒキガエルはなかなか上陸しません。
水を少なくしケースを傾けた状態にすると、半分は水があり半分は水の無い状態を作ってみていましたが、上陸するかと思えばすぐに引き返し決断がつかないようです。
その中で今日は3匹だけが上陸しました。尾が水に濡れプラケースに接着し動きづらそうに行動していました。小さく軽いのでケースの壁まで登ってしまいます。

残りも上陸・6月21日

21日に全てのカエルが上陸しました。したがって21日を上陸日といたします。
カエル達にとってはこのプラケースから出ることが上陸日なのかも知れません。
朝から皆で登り始めトップまで行ったカエルもいます。
けれど、殆どは途中から落ちてしまいます。吸盤がないので登れることなどありえないのですが、身体が軽いので今は登ることが出来るのでしょう。
朝のうち頑張っていたカエル達は夕方には登るカエルは2−3匹になり、後は草の中に入っています。
今日はイエコの1令が届き入れましたが食べたか確認をとっていません。
なにしろ、小さいカエルなのでこの1週間乗り越えれば以後は育つと思いますが自信はまったくありません。

上陸して1週間・6月27日

上陸しました。6月21日撮影 アブラムシも一緒に壁登り。23日 大きいのは20日前に変態したものと思われる。 宇宙人?? 25日撮影 宇宙人??のダンス?? 25日撮影 ヨモギの中に隠れています。27日撮影 懲りずに今日も壁登りに挑戦。 27日撮影

マーキーで動かしていますが、マウスオンで写真は止まります。

6月21日に全てのカエルが上陸しました。小さいので育つか心配しましたが約1週間過ぎましたが元気で壁を登っています。
アブラムシのついたヨモギを入れています。ヨモギの中にカエルやイエコやアブラムシが同居のような形になり餌を食べているか確認していません。
生きているのですから、何らか食べていると思っています。中に1匹大きいものがいますが、家より20日前に上陸したT氏の池から巣立ったものでしょう。
何回も壁に挑戦しては途中で落ちています。この根性は凄いと感心して見ています。私はすぐにあきらめ人生何度も挫折しいました。

ヒキガエル上陸して2週間過ぎました・7月8日

ヒキガエル上陸して2週間過ぎ皆元気に育っています。
まだ30匹以上いますが3週間経ちましたら10匹程度に減らしたいと思います。
まだ、壁に登るカエルもいますがあきらめたのか今はヨモギの中で餌探しをしています。
育ちの悪いものはイエコの成長のため捕まえても逃げられてしまいます。
アブラムシも入っていますので餓死することはないでしょう。
どのくらいの大きさに成長したのでしょうか。
モリアオガエルのように定規の上でじっとしていませんので5円玉を使って測ってみました。
5円玉は直径が22ミリですが、写真の5円玉は55ミリに写っています。
2匹のカエルは体長25ミリに写っていますので次の式が成り立ちます。
22:L=55:25 したがってカエルの全長(L)は10ミリになります。
右のカエルはこの計算で良いのですが、左のカエルは神社のコマイヌのように起き上がっています。
その角度は25度程度でした。底辺が10ミリですと斜辺(体長)は 10÷cos25=11 体長は11ミリと言うことになります。
でも、この計算意味があるのでしょうか。同じ個体を毎週測るわけではないのです。
また、測った日とブログに載せる日が違い、日々成長してしていますので無意味ですが、成長過程を見るためには私は必要だと思います。
カエルの成長は気温に左右されますので、あくまで私の家での記録として保存し、次回育てる時の参考になれば良いと思います。7月5日撮影

上陸して3週間以降

上陸して3週間 大きい蛙 体長=13mm 7/12 上陸して4週間 大きい蛙 体長=16mm 7/19 上陸して5週間 大きい蛙 体長=18mm 7/26
上陸して6週間 大きい蛙 体長=20mm 8/02 上陸して7週間 大きい蛙 体長=24mm 8/09 上陸して8週間 大きい蛙 体長=30mm 8/16

ヒキガエル誕生9週間

・1/6・棚池の現場・将来現場監督
・2/6・楽なロケ地にしてよ
・3/6・傾斜の緩い場所にしてよ
・4/6・この程度なら楽な傾斜なんだけど
・5/6・俺達触るときには手を洗ってね
・6/6・平面で30ミリですが座っているため35ミリ

ヒキガエルは衣装箱で飼育しているため、ブログに載せる写真は別のロケ地にて撮影しています。
今日の現場は先日完成しました棚池で撮影しました。大きくなりましたが全てのカエルが大きくはなっていません。 
2匹だけが特別大きくなっています。5円玉で計算すると30ミリですが神社の駒犬の様に座っているので35ミリあると思います。 撮影は8月23日

ヒキガエル・誕生13週目でお別れしました


ヒキガエルが誕生して約13週間が経ちました。このところ2週間おきに載せていました。
衣装箱で飼っているため撮影は庭で行っていました。一番大きく育ったカエルを中心撮影していました。
そして小さな池の付近で撮影に入り、カメラの露出を変更した1−2秒の間に何処かに逃げてしまいました。
周辺をくまなく探しましたが見つかりません、まだ2匹残っていますがこの2匹も逃がしてあげることにしました。
折角今まで育てたのに残念ですがヒキガエルともお別れすることにしました。
少なくなったとはいえ庭に自然のヒキガエルはいますので珍しいカエルではありませし、池の側には色々なカエルもいます。
残りは昨年に生まれたモリアオガエルが5匹になりました。このカエルは大事に育てたいと思っています。
このモリアオガエルも2ヵ月後には冬眠させます。約5ヶ月眠り続けますのでペットとして何か別のものを飼育するかいま考えています。

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