荒川ダムと能泉湖


能泉湖


能泉湖


能泉湖


荒川大橋・塗装工事中


ロープウェイ山頂付近からの展望


荒川ダム方面の展望


展望


展望

起きると雲ひとつない良い天気なので、予定していなかったが昇仙峡に紅葉を見に行くことにした。
韮崎からは、毎回昇仙峡ラインと呼ばれている県道27号線で行く。曲がりくねった山道だが交通量も少なく快適に走れる。
只一つの欠点は短い距離だが一車線の場所がありすれ違いに困るが未だこの場所での対向車はなかった。
山は紅葉して綺麗だった。荒川ダムは、ロックフィルダムと言って名のとおり岩石を積み上げて造ったダムであるが、水が漏れないように中心部にコンクリートの壁があると思う。
車を止めて写真を撮るが朝なので逆光。ダムの提頂部を歩いて対岸に渡ることにした。二車線道路があるが一般車は禁止である。
能泉湖は、ダム管理者しか自動車で一周はできないが四分の三程度は一般車回ることが出来る。
対岸からの景色は綺麗だった。いつの間にか歩いて中間点位まで来てしまった。
戻るより先に進むことにした。少し歩くと猟銃を持った人に出会った。腰に捕った雄のキジがぶら下がっていた。
今日は解禁日、食糧を豊富に食べている人達がスポーツで動物を射殺するとは可愛そうな気もする。
更に先に進むと、故郷の碑があった。ダム建設には必ず住んでいた住民達の立ち退き問題が生じる。
綺麗な景色の陰には隠された部分もあるのだ。近くにお墓もあった。段々と荒川大橋が大きくなってきた。
近くの、蕎麦屋は水曜が定休日らしく閉まっていた。橋の手前に駐車場やトイレなどがある。
荒川大橋は塗装工事が行われている。懐かしい、鉄骨を塗装する錆び止めの臭い。仕事を離れ13年、当時のことを少し思い出した。
やっと、一周して元の駐車場まで戻った。1時間以上は歩いた気がする。次の目的地、昇仙峡ロープウェイ駅に向った。

駅の駐車場に着いたのが11時頃なので小さな駐車場は満車であった。
無料市営駐車場に止める。ここは平日はガラガラであり、紅葉の季節でも広いので駐車できる。土日のことは知らない。
昨年2回ほどここに来ている。一回目は上流部分を2回目は下流部分を見て廻ったが、ロープウェイには乗っていない。
今回は、天気が良いのでロープウェイに乗って展望を楽しみたい。
登るにしたがい視界が開け先ほど歩いて一周した能泉湖がよく見え、また山々の紅葉が綺麗だった。
パノラマ台駅周辺を散策し展望を楽しんだ後、散策路があったので行って見ることにした。
あるていど歩くとベンチなど置いてあり、この先には観光客は行かない様子だった。
その先がどうなっているか、わからぬまま進んでいくと巨岩の下に辿り着いた。
ここから先は、登山者の世界らしく注意書きがあった。更に進むと急な登りで梯子のようなもので登っていった。
弥三郎権現の小さな祠、最後に鎖場を登ると頂上なのか三角点があり、何を願ったのか小銭が乗せてあった。
往路に行き交ったのは4名だけで、頂上には私一人だった。10分位して戻ることにした。頂上付近は慎重に下った。
途中老人の登山グループにあった。30人はいただろうか私より歳をとったような方も見受けられた。
弥三郎岳も足を滑らせたら死ぬほど危険な場所だろうに。老人の登山ブームはまだ続いているらしい。

荒川と言う名の川は全国に沢山あり、荒川ダムも全国に何箇所もある。
洪水の調整や灌漑用水や上水道用水など多目的ダムとして荒川せき止め造った。
着工は1973年完成は1985年である。出来た人造湖が能泉湖である。荒川ダム管理は山梨県が行っている。
水は昇仙峡などをへて甲府市で笛吹川に合流し、下流で笛吹川と釜無川と合流し富士川となって太平洋に注ぐ。

【昇仙峡観光協会】

荒川ダム・昇仙峡ロープウェイ(山梨県)-2006年11月15日撮影-

壁紙等は---キラキラ素材の館より




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