6/3・蛙が鳴いたので池に水を入れる 6/8・玄関前約15メートルの所のシート池 6/8・猿に悪戯され捨てられていた卵塊 6/8・木材を池にかけて孵化の用意をする 6/11・玄関前池に1個の卵塊 6/11・大きな池に2個の卵塊があった 6/13・玄関前の池の縁に産卵してあった 6/15・モリアオガエルのメス  6/15・同じカエルを背中から撮る 6/16・池の縁に産んでしまう 6/20・孵化が始まって池に落ちていた 6/20・卵塊現在8個/ケースを増やす・ 6/23・卵塊が次々と作られていた 6/23・卵塊今年は多い 7/3・シート池を作ると縁に卵塊を 7/4・餌は主に鯉の餌の粉末を与える 7/4・大きくなり写真も撮れるようになる 7/15・雑食なので何でも食べる 7/22・食パンに群がるオタマジャクシ 8/1・後足が出てきた 8/1・後足が出てきた 2009年・ここから4枚2009年の写真 2009年・上陸後5日目 2009年・上陸後10日目 2009年・上陸後20日目
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庭にモリアオガエルが産卵するようになったのは2008年からで、2009年、2010年、2011年と2個程度の卵塊を産んでくれました。 ただ、今年は隣地の大規模な伐採などもあり、工事のため隣地に重機や自動車などが入り、冬眠中のモリアオガエルを踏み潰したり、 冬眠から目覚めたら木々が伐採され、棲みかがなくなり産卵に来ないのではないか心配していました。 実際には2008年から庭の池で育ったモリアオガエルが産卵できるほどに成長して戻ってきたようで、19個の卵塊が産みつけられ、オタマジャクシを数千匹飼育する事になりました。 2009年は学習のため、何匹かカエルになっても飼育続けましたが、もうカエルを飼うことは無いでしょう。自然の中だけで育ってくれれば良いと思います。
後足、そして前足が出ると陸の生活が出来るようになり、上陸してしまい何処かに消えていきます。夜か早朝に上陸するのか分かりませんので、写真撮影は困難なので4枚ほどカエルになってからの写真は2009年のものを使いました。

2012年6月に入るとすぐにモリアオガエルが鳴き出したので、小さな池一つに水を入れました。カエルが鳴き出してから水を入れないと、他のカエルに産卵されてオタマジャクシを取り除くのが大変です。 モリアオガエルが、この土地では産卵時期が遅いので、水入れの時期を遅くするとモリアオガエルだけのオタマジャクシを育てることが出来ます。

6月8日、朝猿が屋根の上に登ったりして騒いでいました。玄関から約15メートル離れたシート池に行くと縁にモリアオガエルの卵塊が落ちていました。 池に張り出した枝に産卵したのを猿が食べようと採ったものの美味しくないので投げ出したのでしょう。まだ中に卵が入っているようなので。先日水を入れた池に木材を渡し、かごの中に卵塊を入れて孵化したら下の池に落ちるようにしておきました。
6月11日、玄関前の池に卵塊1個、大きな池に卵塊2個産みつけられていましたが、大きな池には水生昆虫やイモリなどがいますので、孵化したオタマジャクシは非常に小さく食べられてしまいそうなので、卵塊を枝から切り離しモリアオガエル用の池のかごに入れておきました。
6月14日、玄関前の池の周りに卵塊を見つけました。モリアオガエルは木の枝に。シュレーゲルアオガエルは水辺に産卵すると言われていますが、これもモリアオガエルの卵のような気がします。

6月15日、昼頃、モリアオガエル用の池に行くと側の切り倒した小枝にモリアオガエルを見つけた。樹上生活しているカエルなので滅多に見られないカエルでもあり、人が近づいても逃げないカエルである。
6月16日、15日に見たカエルが産んだと思われる卵塊が、池の縁に産んであったが、後日の台風と大雨のためこの卵塊は崩れてしまいほとんど孵化できなかったようでした。

6月20日、最初の猿に悪戯された卵塊は孵化してオタマジャクシは池に落ちていました。大きな池に2個の卵塊を見つけ、枝から切り離しモリアオガエル池にセットする。その後も次々と卵塊が見つかった。卵塊が多いので1箇所の池では飼いきれず、シート池を隣に作り設備を移動させる。 オタマジャクシの餌は錦鯉の餌をミキサーで粉末にして与えている。

7月になるとオタマジャクシも写真を撮れるほどになった。鯉の餌だけでは足りないので、ゆで卵、飯、ソーメン、肉、キャベツの葉、食パン等を与え、早く成長し上陸してもらわないと自然の中では何が起るかわからない。 食パンを与えると真っ黒になるほど寄って、ガツガツ食べている。7月中旬には全ての孵化が終わった。

8月に入ると成長の早いものは後足が出てきた。前足の出ているオタマは見つからなかった。最初に水を入れた池と後から作り水を入れた池、後から入れた池の方が成長が良く、同じような大きさになっていた。 シート池の方が陽が当たり水温が高いのと、プランクトンのような微生物が発生したのではないだろうか。20日頃までにほとんどカエルになり上陸するだろう。

モリアオガエルのオタマジャクシの飼育

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