3月5日朝起きると銀世界になっていた。まだ降り続き、この冬??一番の積雪となったが日中には気温が上がり雨になるという。
写真はパソコン室から外を見た景色で寒々、私の心の中も昨日の事で寒々している。本来なら例え外は雪でも心は温かなはずだったのに。

そしてこの後に起る事態は雪の写真を撮っている時には想像もしていなかった。不運なことは続くものなのですね。


昨年(2011)の末に電話が鳴った。我家で電話が鳴るのは珍しいことでもある。NTTの協力会社★★ネットからフレッツ光の工事の誘いであった。しかし、我家は光ケーブルの配線がある電柱から約200メートルも離れているので無理だと思い断ったが、業者が200メートル程度なら大丈夫だと説得された。
プロバイダは◆◆だという。長年世話になりホームページ「里山に住んで」のスペースも借りているWAKWAK。ここと手を切るということはホームページを一つ失うことにもなってしまうが、私のフレッツ光に対する期待は大きかった。
そして年が明けた2012年1月9日にプロバイダ◆◆に契約書を送ったが少し心配になった。◆◆なんて聞いたことのないプロバイダなのでネットで調べると評判はよくない。順序が逆で調べてから契約すべきだったが、接続する前なら解約料は要らないと書いてあった。
1月13日にプロバイダ◆◆に解約を申し入れて許可されたが、工事の中止はNTTの方にあなたの方から連絡するようにと電話番号を教えられた。NTTに電話すると3月4日に工事にかかることになっていますが、NTTとしましては例え本人からの中止要請があっても出来ません。工事中止依頼は★★ネットを通してお願いしますと言われた。
★★ネット電話するとプロバイダ◆◆が駄目なら、今使っているWAKWAKでもかまいませんよと言う。こちらは7年も付き合っているプロバイダでありホームページを止めることもないので、工事は続行してもらうことにしたが、初めからWAKWAKでも良いと言ってくれればと思った。彼らにも営業のこともあったのかもしれない。

1月17日にWAKWAKにメールで質問した。ISDNとフレッツ光は違うので変更手続きが必要になると手続き方法のURLが載っていた。そして工事日に近くなったものの事前に調査に来ていないので心配していたら、2月27日にNTTから3月4日の工事完成後の設定に使う、IDやパスワードやCD-ROMが届きいよいよ工事にかかり、フレッツ光が使えると喜びと同時に設定は大丈夫なのか、少し疑問点がありWAKWAKに2度目の質問をした。
その質問の1つに「切り替えを3月4日正午に行い、工事が延期された場合ネットは使えるのですか。」返事は「WAKWAK for ビジネスにつきましてはフレッツISDN回線にも対応していますので、万が一工事日が延期となりましても現在ご利用の回線にて接続は可能でございます。」との返事だった。どこかでNTTを疑っていたのですね。
工事が近づくまで工事の邪魔になる、竹の切断や梅などの枝払い、支柱の制作、パソコン室の配線を整理し光ケーブルの穴の確保など思い当たる作業は全部行った。前日の3月3日には伐採業者が道を作ったが、別の伐採業者が木を倒し道を塞いでしまった。鋸を用意して道の確保など病の中心臓をかばいながら行った。

いよいよ当日の3月4日。8時半頃業者からこれから伺いますという電話を受けて、WAKWAKのネットから時間指定は出来ないもののフレッツ光の切り替え手続きを済ませた。この時点ではこれから起る事は想像もしていなかった。道を間違えたか迷ったか少し遅れて写真の電柱の所に高所作業車と自動車の2台がやってきたのでNTT関係の人だと分かり200メートル歩き彼らの元に行った。
そして今日は作業は出来ないと言う。彼の話によれば彼らは家から一番近い電柱から室内配線をするものであり、ここの光ケーブルから家に一番近い電線までの光ケーブルが配線されていないという。
私にしてみれば、NTTの工事の中の打ち合わせの問題ではあるが、この人たちを責めても仕方がない。NTTの工事責任者か現場を見ず、また現場を見なくても配線図を見れば分かるはずだったのに。私は200メートルを一気に配線して室内まで工事するのかなと思っていた。
一般の人に何処何処が、この業者、何処何処があの業者など業界内部のことなど分かるはずもない。無責任なNTTに腹が立つ。今日から高速ネットを楽しめると思ったのに、喜ばせといて崖から突き落とされた気分だった。でも我が人生落胆の連続このくらいでくじけていては。
業者はこの事はNTTに報告して改めて工事の日取りなどはNTTから連絡させますと引き上げていった。この工事はNTTはしょっとすると行わないのではと感じているが、こちらから工事申請を取り下げたりはしない。
本来なら、昼間から自棄酒と飲みたいところだが、冬眠中今年はまだ買物に出かけず我家には酒類はなし、いただいた酒は全て飲みつくしている。酷い一日となってしまった。
心配なのはWAKWAKの切り替えは終わってしまった。使えるか試し使えたのでせめての救いであった。今後このままにしておくのか、元のISDN回線に戻す手続きをするかはNTTの電話を待つしかない。そして、明日3月5日に起る事態はこの時は想像もしていなかった。

left そして、3月5日の朝が来て、写真のような雪景色だった。9時頃にパソコンの電源をいれてブログを開こうとしたがプロバイダのWAKWAKにつながらない。繋がらない場合でもいつもならダイアルすれば繋がるはずだが、今日は[エラー678・リモートコンピュータが応答しませんでした]の表示だけ。昨日の工事の延期と何か関係があるのだろうか。5日のうちに決着つけないとブログやホームページだけでなく生活がかかっているのだ。
原因は何だろうか。昨日光に切り替えてしまったのが原因なのか、とりあえず10時になるのを待ってWAKWAKヘルプデスクに電話した。何処でもそうだが相談者が多いのか待たされる。事情を説明したが切り替えによってISDNが使えなくなることはありません。しょっとするとV30slim(以後スリムと書く・写真の機器)が故障しているかもしれません。一度コンセントからはずして、5分くらいしたら電源を入れてくださいなどアドバイスをいただいたが、インターネットに繋がることはなかった。
原因はWAKWAKではない。パソコンの故障なのか、いつもパソコンがおかしくなるといい状態であった日付まで戻して直している。だが、年に一度あるかないかのこと操作方法を忘れてしまった。いつもの本が何処にいったか探しても見当たらす、このパソコンを買ったのが7年程度前なので心苦しいがNECに助けを求めた。電話片手にパソコン画面を見ながら操作し2月24日まで戻したが結果は同じ、別の方法で調べたが結論は写真のスリムが原因だろうと言う事でした。
そして、最後にNTTに電話してはじめ工事のことについて尋ねたがはっきりしたことは分からないという。スリムが故障していてもこの機械はISDNのためにある物なので、フレッツには不要なものである。今週中に工事してくれるなら修理する必要もないのだから。スリムの異常らしい事を告げると故障の113番に電話するように指示された。今までの症状を告げ、電話番号と氏名を言うと4日工事をしたか聞かれたので、工事をせずに帰ってしまいましたと答えた。
これを聞いてスリムの故障ではなく切り替えの手違いのようだといわれ、NTT内部での切り替えをしてくれて何度も繰り返すうちにネットに繋がった。
原因はNTTがフレッツ光の工事をしないのに、工事したことと思い込んでISDN回線を遮断してしまったらしい。大きな会社ほど気がたるんでいるのだろうか。
文字で書くと簡単であるが朝9時から始まったインターネット復旧作業は午後3時頃にやっと終った。長い長い6時間。暖房の入っていないパソコン室でよく頑張った。NTTの工事責任者が下見さえして設置計画をきちんと立てていたら上記全ての事が起こらなかったものを。

NTTには腹が立つが、昨日復旧作業に協力していただいたNTTの社員には感謝しています。同じくNECの人やWAKWAKの人達、本当に有難うございました。

これで、目出度し目出度しではありません。NTTの工事の時期によってはWAKWAKの変更をしなければなりません。ISDNからフレッツ光に変更は簡単ですが、反対にフレッツ光をISDNに戻すには大変な手間がかかるそうです。ブログに載せた記事をそのまま載せました。
続く。(今後の出来事を続けて書いていくつもりです)

新雑記帳・2012年3月 (キウチマサオ)

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