心臓病 (2)

2012年2月16日から始まった心臓病はよくならず、医者に行くにも交通手段はない。自転車で行くことは出来ると思うが、帰りの6キロメートルは全て登り坂なので、治療した後帰れる自信はなく治療は受けていない。
毎日暗い日が続いた2月24日の午前1時半、突然今までにない心臓の鼓動で目が覚めた。この時ばかりは観念して走り書きのメモを残し、寝ているところのカーテンを開けてその吐き出し窓の鍵をはずした。
勿論、カーテンが下りていたのでは、死体発見が遅くなり、鍵が掛けられていたら窓ガラスを割って中に入らなければならないから、そのようにする様にと前もって決めておいた。
また、電気毛布の電源を切り、死んで早く腐食が進むのを避ける事にした。
そして、刺身包丁を手にして眠ろうと努力したが眠られる状態ではなかった。心臓は次第に収まっていったが、別の異変に気がついた。
臍から左に10センチその少し上辺りが痛み、咳をすると凄く痛む。何処の臓器なのだろうか、いつ治るのか見通しがたたないが自然に治すより仕方がない。
少し心臓が良くなったら自転車で診療所に行くつもりでいる。

この他の場所の痛みは3日後には治った。心臓があまりに激しく動いたので筋肉痛を起こしたようだ。

2012年3月8日。道路の雪も解け自転車が走れるようになり、武川診療所に行った。今、心房細動が起きている最中なので心電図を撮って欲しい頼んだ。
その心電図を見て心房細動は起きていると医師は言ったが、何の処置もしてもらえなかった。前の所長ならすぐに点滴をして心房細動が治まり波形が正常になるまで処置してくれた。
心電図は診察であり処置ではない。心電図を撮り心房細動が治まるように治療してこそ医療なのではないのか。
長い間治療しなかったためなのか、心房細動も形を変えて心臓に痛みを感じるようになった。心房細動と言うより狭心症のような感じだと思うが、実際に狭心症がどのような痛みなのかまだ学習していない。

2012年4月3日。まだ程度の差こそあれ心臓はおかしな感じは続いている。今日も毎月一回の定期の診療所に行った。心臓のおかしな動きについて言ったが、今回も処置なし。

2012年4月23日の夜、いつもより強い心臓の痛さなどがあり、24日、スーパーの買物に行く予定を変えて須玉の塩川病院に行くことにした。
今、眼科は塩川病院に通っている。診療所で治療してもらえないなら塩川病院内科で何とか心臓を診て治療をしてもらいたかった。申し込むと他の医療機関に通っているいる人は、その医療機関の紹介状がないと受付は出来ないと診療を拒否されてしまった。
予想もしていなかった出来事である。勿論、診療所でどのような治療を受け、どのような薬を飲んでいるかのデータは持参していったが、いくら頼んでも駄目でこの日は眼科だけの受診になった。
もし、この病院の帰りに心臓が止まったら、受付を拒否した者は責任を取れるのだろうが。まだ当分心臓の苦しみは続きそうである。 心臓病 (3)に続く。

新雑記帳・2012年4月25日 北杜市(キウチマサオ)

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