デマンドバス

この土地を買った30数年前は、韮崎駅や日野春駅からバスの便があったが今は廃止されて、市民バスが通勤や通学のために走っているが、買物や通院時間には利用出来ない。その代わりにデマンドバスが走るようになった。
老人などの買物や通院のため自宅付近に停留所を設置でき、予約さえすれば時間に利用できる便利なバスだと思って利用するための手続きをしてナンバーを手に入れた。
ただ、バス停が私の家から1500メートルも離れているので、自転車の乗れる時期には自転車の方が便利で利用はしていないが、高齢になって長距離を自転車で通院や買物が出来るのだろうかと言う不安や、積雪のある冬場に通院や買物は難しいと判断して利用したいと思い、北杜市の企画課に自転車で行って、緑内障のことや心臓疾患があり、いつまでも自転車に乗れる身体ではないので、身近な場所にバス停を新設してくださいとお願いした。

地図を持ち出しいろいろ言っていた。勿論我家に横付けしろとは私は言っていないし、我家近くは非舗装道路なので舗装道路末端にバス停を作ってくださいとお願いした。そうすれば歩く距離は700メートル程度になり、少し脚が不自由になってもデマンドバスを利用して買物や通院が大丈夫だと思っていた。

しかし、役所の人が言うには、バス停を新設するには付近の住民の同意が必要なので、と難色を示した。それなら初めからそのように言えば、地図を見ることも、こちらから説明やお願いをしなかったものを。 

北杜市はその下に「区行政」があり、個人がお願いしても駄目なようです。職員が「私が現場を見てきて判断します」とすぐに行動をしないのだろうか。
職員が少なく忙しいことはないはず。町村が合併しても職員の数はそれほど減ってはいない。人員が余っているから集金など二人で歩いているのだろうに。
北杜市では区の方が市よりも上なのか。

私は自動車から自転車に乗り換える前にもメールで北杜市に別の件で相談した。返事は相談したこととは別の事が書いてあった。
そして、一人暮らしが出来なくなったら相談しろと。一人暮らしの老人が倒れたときどのように相談しろというのだろうか。
一人暮らしの老人は倒れた時がこの世の別れなのに。

北杜市に行ってお願いしたのは2011年5月25日です。

新雑記帳・2012年2月 (キウチマサオ)

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